バラの花とバラ園、イングリッシュガーデン

上の写真は正面入口です。この階段を上がって右に行ったところが、右の写真で、ここを抜けて庭園に入ります。建物内には、ショップとレストランがあります。
　ちなみに、右の写真で、左方向に行くと出口方面になりますが、そこにもショップがあり、おみやげ品や、ガーデニング用品、苗等も販売しています。ガーデニング用品・苗等に至っては、ちょっとしたホームセンターか、それ以上の品揃えで置いてあります。
　なお、そこを通ってから外に出るようになっていますが、まるで、どこかの「おもちゃ王国」（外に出るには、広いおもちゃ売場を通らないと出られないレイアウトにしている）を思い出してしまいました。

ケイ山田さんは、ガーデニングショップや、ブティックも全国展開されておられるようで、園芸研究家というより、事業家だなーという印象を強く持ちました。
 ちなみに、「バラクラ」とは、「バラ色の暮らし」の略だそうです。

入口付近にある、ゴールデンアカシアの葉が、高原の夏の光に揺れて、ものすごくきれいで印象的でした。

バラのアーチが見事で、きれいでした。
 ここは、オールドローズが中心です。
 ローズガーデン、ハーブガーデン等の植えているものでの区分け的なものもいくらかありますが、ロング・ボーダーガーデン、ボトム・ボーダーガーデン等のテーマで、それぞれの場所の植栽が考えられています。

 ちなみに、植物の名前の札は一切ないので、植物の名前を覚えるのが苦手な私には、花の名前がさっぱりでした。

信州らしく、白樺の木も植えられています。
 園内に、園庭の手入れ作業をする方も使用するトイレがありますが、床の飾り、水洗のカラン一つとっても非常におしゃれにしています。
 裏方のような所であっても、ここまで気を使っているのは、ケイ山田さんの女性ならではの感性なのかもしれませんね。

こういう所は、見方、くつろぎかたによるのでしょうが、園内を一通り歩くのには、散歩程度の早さで、３０〜４０分ぐらいです。
途中、オープンテラスで昼食をとりましたが、子供達は、やっぱりこういう所はあまりおもしろくないと見えて、ベンチにでも座ってゆっくり、というわけにはゆかず、滞在時間は、しめて２時間ぐらいでした。
 ここも、よく手入れの行き届いた、また作り手の意気込みの伝わってくるいい感じの庭園でした。
 園芸教室や、いろんなイベントをされていますので、そういうのと兼ねて、ゆっくり行くのがベストだと思います。
 メアリーローズ英国庭園のような割引券はついていませんが、ＨＰはhttp://www.barakura.com/です。

DATA
所在：長野県茅野市北山栗平５０４７
TEL：（０２６６）７７−２０１９
開園時間：９：００〜１８：００（４月〜１０月）　　９：３０〜１７：００（１１月〜３月）　冬季（１、２月）休業もあり

訪問日：２００４．７．２０