バラの花に魅せられて、訪問したバラ園、イングリッシュガーデンとバラに関する情報を集めてみました


花フェスタ記念公園(岐阜県) 後編



・・・前編から続く

 「花の地球館」からの回廊は、トンネルを出ると、バラエリアを囲むように続いています。
 そして、この回廊の横に広がるのが、下の写真の「バラのテーマガーデン」です。

 このバラのテーマガーデンは、レストランのおばちゃんが教えてくれた話では、3年ぐらい前まで野球場だったところを、バラ園として拡張整備したということでした。確かに形がいかにも昔野球場でしたというような形をしています。

 

 このエリアのバラは、コルデス、メイアン、デビッドオースチンなどの育種家のコーナーや、オールドローズ、フォーマルガーデン、コンテストガーデンなど、14のテーマごとに植栽がされています。  
   我が家の庭に植えてあるイングリッシュローズの育種家である、デビッドオースチンの看板です。
 京成バラ園芸(日本)なんて看板もありました。

   

 ここのバラ園の最大の特徴というか、親切なのは、バラの種類・名前を書いた名札が建ててあるその名札にQRコードが着いていることです。このQRコードを携帯で読みとりアクセスすると、より詳しいそのバラの情報を得ることができます。
 これにはびっくりしました。ただ、気になるバラを片っ端から携帯で調べていると結構な電話代になってしまいますが。
 ここは結構な山間になりますが、DocomoのFOMAは問題なく使えました。その他の電話会社の状況はわかりませんが、これだけ携帯での通信を前提とした名札を建てているところを見ると問題なく通じるのではないでしょうか。(通じなかったらゴメンナサイ)
 QRコード読み取り機能がない機種用に、http://www.hanafes.jp/m/detail/search.php?SEQ=1156779453に接続し、上記のバラであれば、バーコードの横に書いてある番号(この写真では見にくいですが)"5363"を入れると、「プリンセス マーガレット オブ イングランド」が写真付きで出てきます。(上記アドレスで、パソコンでも見ることができます)
 また、パソコンを持ち込めば、園内、開園時間なら通信料FREEで無線LANにつなげることができるそうです。、

 
 
 真夏ですので、さすがに花は少なかったですが、これがシーズン真っ盛りになったら、本当にバラの海になるんでしょうね。
 このバラのコーナーには広い芝生エリアがあったりもしますが残念ながらそこは立ち入り禁止でした。

 真夏の真っ昼間のせいで、どの写真を見てもわかるように、全くと言っていいほど人が写ってません。(笑)
 おかげで、レストランや売店のおばちゃん達と、バラ園のことなど気軽にお話ができたりしましたが。
 バラのテーマガーデンの一角には、「花のミュージアム」があり、バラをテーマに、「品種の系譜」、「香り」、「色」に関する展示や、花に関する映画の上映とかを行っています。いろんな種類のばらの香りを実際ににおうことができるコーナーとかは楽しかったです。
 この建物は、片流れ屋根の一部に植栽をしてあるなど、特徴的な形の建物となっています。
   
ちょっとお休みに、バラの花など、
クイーンエリザベス ハー マジェスティ マサコ プリンセス ノブコ

 

 東ゲート近くにもちょっとした軽食喫茶のようなものがありますが、西ゲート横には規模の大きいレストラン、売店等があります。
 時期はずれのせいか、食事等10%OFFでした。
 バラのソフトクリームなんてのも食べてみましたが、暑かったせいもあり、本当においしかったです。ただ、バラの味はどんなんだ?と言われると、たしかにそんな感じが・・というところでしょうか。


   

 もう一つのバラ園「世界のバラ園」の横には、大勢の人が入れるオープンな舞台があったりします。ご覧のように観客席は吹き抜けです。この回りは芝生広場になっており、のびのびと遊ぶことができます。
 この舞台で、いろんなイベントが行われているそうです。


   左の写真が 「世界のバラ園」エリア入口で、下の写真がその全体の雰囲気です。
 シーズンにはここが一面バラの花で埋め尽くされます。
  
 ここは、イギリス、アメリカ、フランスなど世界のバラを収集し、ハイブリッドティーやフロリバンダなどの現代バラを代表するバラだけでなく、イングリッシュローズやオールドローズも数多く植栽されています。
 特にイングリッシュローズのコレクションは国内随一とのことで、約8割を見ることができるそうです。その他、原種のバラ、修景用のバラなどといったさまざまなバラを植栽しており、いろんなバラを楽しむことができます。
  こんな人形もありました。

   
  写真では見づらいですが、山の斜面を利用した滑り台など子供の遊具があったりします。(ここは時間切れのため行けませんでした)   
池に”花いかだ”を浮かべてあったりします。 


   東西両ゲート間を左の写真のようなバスが運行されています。赤い車体の「花ポッポ」と青い車体の「夢ポッポ」というのがあるらしいですが、当日は赤いのが運行されていました。

 西ゲートから延々と歩いてきましたので、これに乗って帰ろうと思っていたら運行時刻が過ぎていて残念ながら乗れませんでした。違う道ですが、また暑い中歩いて帰りましたので、子供達の不満はすごかったですね。

 なお、1回の乗車料金は200円です。

 とにかく広くて、施設的にも随分立派です。是非一度行ってみる価値はあると思います。
 今回は時間がなく非常に残念でした。といってもこの花のない時期に半日はいましたが。まだまだ時間が欲しかったです。また、デジカメのバッテリーがなくなりかけたため、写真もあまりたくさん撮ることもできず残念でした。
 園内では、様々なイベントを行っていますので、それらの行事予定をよく調べて行けば、もっと楽しめるんだと思います。
 毎度のことながら、遠方に出かけるのは夏休みということになっていますので、なかなかバラの良いシーズンに行くことはできませんが、なんとしても良いシーズンに行ってみたいバラ園でした。


DATA
所在:岐阜県可児市瀬田1584-1
TEL:0574−63−7373    
開園時間: 午前9:00〜午後5:00(入園は午後4:30まで)
定休日: 毎週火曜日(火曜日が休日の場合はその翌平日)、年末年始
入園料: 4月〜11月  大人800円、高校生500円、小中学生300円
     12月〜 3月  大人400円、高校生300円、小中学生200円

公式HP:http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/flower/

バラがメインであれば、駐車場の混み具合にもよりますが、やはり入園は西ゲートからの方がベターかと思います。

訪問日:2005.7.30



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