バラの花に魅せられて、訪問したバラ園、イングリッシュガーデンとバラに関する情報を集めてみました

深山イギリス庭園（岡山県）

これまた、非常にローカルですが、深山イギリス庭園に行ってきました。（深山＝みやま）
場所は、岡山県玉野市というところにあります。
ＪＲ宇野線、宇野駅からバスで２０分、または岡山駅からバスで３０分ぐらいの所にあります。
宇野駅といえば、その昔は、四国へ渡る連絡船、宇高航路の駅として随分にぎわいましたが、ＪＲの宇高連絡船も廃止となり、今は桟橋等も撤去され、その面影さえ残っていません。
深山イギリス庭園は、玉野市が国道３０号線沿いの「道の駅」一帯の公園化事業の一環として作ったとのことです。ここは桜の木も多く、春には花見客で随分とにぎわいます。
なお、ここも実際の所、自家用車でないと便利悪いですが、岡山駅から、宇野駅行きのバスが結構な便数あります。なお、駐車場は何百台も止められるぐらい広く、桜の頃の極一時の最盛期を除き、駐車スペースには困らないと思います。（当然無料です）
ここの庭園も結構力を入れて作られている印象でした。


園内の見取り図です	イギリス国旗がはためいていました。

この庭園は、基本設計をイギリス人庭園技師のピーター・サーマン氏に依頼して作ったとのことです。
基本コンセプトは、「２０世紀における伝統的なイギリス庭園」とのことですが、伝統的なイギリス庭園というものをほとんど知らない、私的には、２０世紀におけるというからには、トラディショナルなイギリス庭園と２０世紀における何かが融合しているのか、単に伝統的なイギリス庭園を現代に造っただけというのか、今ひとつよくわからない基本コンセプトでした。
なお、入場には大人２００円、小学生１００円の入場料が必要です。（水曜日定休）


水の庭、バラの庭、白色の庭など、植えてある植物により区画され名前が付けられています。


	我が家が行ったのは、６月はじめの日曜日でした。バラはイングリッシュローズが多かったようです。いろんなお花が咲いていましたが、どうしてもバラに目がいってしまうのでした。


レディーオタイムス	エバーゴールド

レディーオタイムスにたかるコガネムシです。

我が家によく来るヒメコガネより一回り大きいコガネムシでした。
ここでも、今年はたくさんのコガネムシが来て困ったとのことでした。


フラウコール　ドルシュキ	ゴールデン　セレブレーション

この日はたまたま、ボランティアの公園ガイドの方がいらっしゃったので、いろいろな花の名前や手入れの仕方を教えていただけました。
公立の公園のせいか、たまたまなのかわかりませんが、この日は花柄摘み等、手入れが今ひとつ回りきっていない面も見受けられましたが、いろんなお花がきれいに咲いていて楽しめました。

左の写真は、庭園の前の芝生広場です、奥の方には子供の遊具もあります。
その他、庭園の周りは公園になっており、パターゴルフ場や池もあったりします。
また、イギリス庭園外になりますが、公園内にはレストランや喫茶店もあります。道の駅には、地元特産品や生鮮品の市が開かれていたりして、新鮮な物が格安で買えたりもします。

ここもよく整備された良い庭園だと思います。ボランティアの公園ガイドの方がおられたりして、みんなで良い公園になるように盛り立てていこうという姿勢には感心しました。とうてい入場料収入だけでは運営は成り立っていないはずですので、財政再建の御旗の元に閉鎖とかならないよう、こういう方々の協力の下、いつまでも美しいイギリス庭園として存続していってもらいたいものです。

DATA
所在：岡山県玉野市田井２丁目４４９０
TEL：（０８６３）２１－２８６０　（玉野市公園緑化協会）
開園時間：９：００～１６：３０　　水曜日定休（祝日の場合翌日）
入園料：中学生以上２００円、小学生１００円
玉野市公園緑化協会ＨＰ：http://www.tamano.or.jp./usr/miyama/frame.html

訪問日：２００４．６．１３

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