半つる性のバラを選んだことから、実際に植える前には、トレリスを建てるのに随分苦労しました。これまた書けば長くなるのでここでは省略しますが、高さ2m、幅4m近くのものを建てましたので、柱をコンクリートで根固めするなど、ほんとうにすったもんだでした。
肝心のバラですが、物の本には、50cmほど掘ってから植えるようなことを書いてありますので、植える予定地をビール片手にせっせと掘りました。
しかし芝生の時と同じで、出てくる出てくるガラの山、芝生の時は少々いいや的な堀方でしたが、バラだとそうもいかないということで、バラ3本植えるのに、出てきたガラの山がこれまた20L袋に10袋、処分は芝生の際のガラと一緒に業者に頼みました。
また、ガラを取り除いた土も小石が多く、そのまま使うことができなかったため、ふるいで土をふるいました。この作業の大変さも並ではありませんでした。
塀とかの外構工事の際に、場合によって小型のパワーショベル等の重機を入れることがあると思いますので、併せて少々の費用がかかっても、ある程度の土の入れ替えをしてもらっておいた方がよっぽど楽だと思います。
掘り返した後は、底にバラの大好物の牛糞をいれ、その上にバラの元肥と土を混合した後にやっとバラの植え付けです。
なお、バラの根は牛糞に直接接しないように植え付けます。
苗の状態にもよるのでしょうが、植え付け後結構成長が早いです。我が家は大苗を植えましたが、ウィリアムモリスとアブラハムダービーは、3月に植えた時が、50cmぐらいでしたが、7月には、1m50cmぐらいまでになっていました。
それに比べ、メアリーローズは、個体差なのか、種類なのかわかりませんが、随分と成長はゆっくりしており、1mものびませんでした。
半ツル生なので、トレリスに絡ませる予定でしたが、結構太いシュートが思わぬ方に伸び、うまくトレリスにくくることができない枝も多く、ちょっと枝が暴れ放題のような所もありましたが、最初の年からきれいな花が咲いてくれたので、ま、気にしないことにしました。でも、花が済んだ最初の冬には、随分と剪定しましたが。 |