バラの花に魅せられて、訪問したバラ園、イングリッシュガーデンとバラに関する情報を集めてみました


花フェスタ記念公園(岐阜県) 前編
 岐阜県にある花フェスタ記念公園に行って来ました。
 場所は、岐阜県可児市というところにあります。車だと、中央自動車道土岐JCTから東海環状自動車道に入り、可児御嵩ICから約5分ぐらいのところにあります。
 実際は、名古屋から国道41号線経由で行きましたが、ナビの故障というアクシデントの中、1時間強かかりました。公共の交通機関だとJR太田線可児駅、又は名鉄広見線新可児駅からバスで10分となっていますが、結構山の中で、シーズン以外そんなに便数が多くないようですので、やはり車で行くのがベストのような気がします。

 ただし、春のシーズンとかの来場者は並ではなく、特に平成17年春のフェスティバル期間中の最盛期には、1日の入場者が4万人近くになり、駐車場に入れない車が山の下まで並び、またバスも身動き取れなくて、途中で帰った人も多かったというようなことを、レストランのおばちゃんが言ってました。

 ここのバラ園は、本当に広いです。また、花の種類、数も桁外れです。施設も随分りっぱで、お金をかけて整備しています。”世界一のバラ園”と銘打っていますが、多分間違いはないのではないかと十分納得しました。
 なかなかベストシーズンに休みも取れるものではなく、行ったのが夏休み、それも7月の最後の日という、通常ではとてもバラの花を見に行く時期ではありませんが、そこそこに咲いている花もあり、思った以上に楽しめました。時期的にさすがに、あの広い公園内にほとんど人を見かけない状態で、それは気兼ねすることなく良かったのですが、暑すぎて、本当に疲れました。広すぎるのも善し悪しですね。

 説明によると、ここの公園は、平成7年に開催された 「花フェスタ'95」の会場跡を再整備し、 平成8年4月より花フェスタ記念公園として再オープンしたとのことで、 〜"Life With Flowers"四季が彩る「花飾り見本園」〜をコンセプトとし、 「花の都ぎふ」づくりの中核拠点となるよう、さらに魅力ある公園として、 バラをテーマにした整備を進め、平成16年3月には約7,000品種、60,000株 のバラ園となったということです。(平成18年5月では約7,000品種、61,000株とのことです。)

 また、面積は80.7ha、そのうちバラエリアは9.1haもあります。
 設置は岐阜県、管理を(財)花の都ぎふ花と緑の推進センターが行っています。

 左の上の写真(奥の部分)が東駐車場、下の写真(右の部分)が西駐車場です。どちらにも700台置けて、駐車料金は無料です。麓からはどちらかの駐車場へ上がってくることになりますが、上がってからの駐車場の行き来は一般車はできません。メインの入口はどちらかというと、西ゲートになります

 入園料は、4〜11月は大人800円、高校生500円、小中学生300円で、12〜3月は、それぞれ400円、300円、200円となります。東海3県(岐阜、愛知、三重)及び静岡県の一部のコンビニで前売りの入場券が100円引きで買えます。実際わが家もセブンイレブンでチケットを買って行きました。
 さすが、公立の公園だけあってこの規模にしては、安いです。小学生とかは無料にしてくれたらもっと良いんですが。

 開園時間は9:00〜17:00(入園は16:30まで)、休園は月曜日となっておりますが、あまりにも広いので1時間や2時間で見て回ろうなどと思わない方が良いです。ちょっとしたバラのある公園ぐらいのつもりで行ったのですが、とんだ大失敗でした。やはり何らかの事前情報を収集の上行かれることをお勧めします。

 シーズン中であれば、わーきれい!的見て回り方で一回りして最低3時間、そうでなかったら丸1日でも足らないかもしれません。
 デジカメで写真を撮って歩くなら、かなりのメモリと電池は用意した方が良いです。

上の写真はいずれも西ゲートです

 左の写真が公園の全体です。(クリックで拡大写真になります)
 全体図のピンク色の部分がバラ園となります。
 下のピンク色の部分の右側当たりが東ゲート、その左側あたりが西ゲートになります。
 薄い緑色の部分は、ほとんどが山です。遊歩道もありますので、わが家のように真夏にでも行かない限り、散策にも良いかと思います。


 
 
 
 
 上の写真はいずれも西ゲートから花トピア、花のタワーへ行くまでですが、道は全て舗装、レンガ等が敷いてあり、一段と暑さを感じました。

 


 左は「花トピア」(温室等)と「花のタワー」です。
 この「花のタワー」は、すごかったです。よくまあ、すごいお金をかけてこんなものを作ったもんだ、というのが一番の印象でしたが、実際上に登ってみると、その見晴らしの良さにははっきりいって脱帽しました。
 高さは45mあるとのことですので、長野県のメアリーローズガーデンのメアリータワーが高さ20m、6階建て相当だったことを思うと、花のタワーはその2倍強ですのでその高さがわかると思います。おまけに平地ではないので、本当に見晴らしは良いです。ただ、見渡す限り山々というようなところはありますが。

 上に登るのに、さすがにエレベーターがありますが、確か1基で、せいぜい20人乗りぐらいだったと思うので、花の時期の人出の際には、かなりの時間待ちは覚悟した方が良いかと思います。

 上には喫茶等の飲食できるレストランがあります。ただ、そんなに大勢の人数(2〜30人ぐらいでしょうか)は座れませんので、これも人が多いときには大変なのと、落ち着いて食事ができる雰囲気にはならないだろうと思います。
 また、展望台には、外部に出られるテラス部分もあります。ビルのように下がないせいもあり、それはもう迫力がありました。

 そして、この「花のタワー」の下には、下の写真のような「花の地球館」という巨大温室があり、様々な植物が植えられています。
 
 
 
 
   東ゲートから入場すると、通常はこの温室等を経由してバラのテーマガーデンに行くことになります。

 


 左の上の写真は、「花の地球館」のバラエリア方面への出入り口です。

 ここから回廊が続き、途中、下の写真のようなトンネルを通っていきます。トンネル内部は小学生の絵とかが飾ってありました。
 そして、このトンネルを抜けると、そこは・・・。


  写真が多く、一層重くなるので、後編に続く・・・。

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